バスケットボールの日本代表での活躍が期待されるビッグマンのシェーファーアヴィ幸樹さん。
アメリカ人の父と日本人の母を持つ205cmの恵まれた体格で、わずか4年弱でA代表にまで上り詰めました。
同い年の八村塁さんをライバルと位置づける彼は、どのようなバスケ人生を歩んできたのでしょうか。
ここでは、シェーファーアヴィ幸樹さんの高校大学や国籍、サッカーの実力についてもお伝えしていきます。
シェーファーアヴィ幸樹さんの高校大学!

1998年1月28日に兵庫県神戸市で生まれたシェーファーアヴィ幸樹さんは、中学時代まで地元の普通の学校に通っていました。
途中1年ほどインターナショナルスクールに通っていましたが、高校1年生になると東京へ引っ越します。
セントメリーズ・インターナショナルスクールに入り、バスケットに勧誘されキャリアをスタート。
インターナショナルスクールは高校の大会には出られませんが、たまたまU-16日本代表と試合することがあり当時の代表HCに目を付けられます。
U-18日本代表に初めて選ばれるようになり、本格的にバスケット選手を目指すこととなります。
当時からすでに2mを超えていたといいますが、まだまだ荒削りで何もできなかったと振り返っていますね。
インターナショナルスクールに通っていた理由がアメリカの大学に行きたかったからということもあり、実際に卒業後に渡米しています。
まずはブリュースター・アカデミーに入り、その後にオファーのあったジョージア工科大学に入学。
ジョージア工科大はアメリカ国内でも強豪校でしたが、あまり出場機会がなく、2018年にBリーグのアルバルク東京へ入団。
滋賀レイクスターズにレンタル移籍した後、2020-21シーズンはシーホース三河と契約しています。
シェーファーアヴィ幸樹さんの国籍は?

シェーファーアヴィ幸樹さんは、アメリカ人の父の元に生まれたということで二重国籍でしたが、現在の国籍は日本です。
わずか数年で日本のトップ選手になりましたが、もしアメリカ国籍を選んでいたらオリンピック出場は難しかったはず。
バスケを始めたことで日本国籍を選ぶことが優先された印象ですね。
もともとアメリカに行く考えでしたし、バスケをやっていなかったらアメリカ国籍を選んだ可能性も十分にあったのでしょう。
何はともあれ、まずは2021年の東京オリンピックが無事開催されることを祈りたいですね。
シェーファーアヴィ幸樹さんはサッカーの実力もすごかった!

高校でバスケットを始める前はサッカー少年だったシェーファーアヴィ幸樹さん。
地元のジュニアサッカークラブのセンアーノ神戸でプレーしていました。
センアーノ神戸はかつて神戸NKサッカークラブと名乗っていたのですが、過去には香川真司さんも所属していたことがある名門なんです。
主にFWで活躍し、DFでもプレーすることがあるユーティリティーさを持っていました。
憧れの選手はクリスティアーノ・ロナウドでしたが、本人のプレースタイルは体を活かしたポストプレーと高さが武器と少し異なっています。
本人も語っているように、イングランド代表だったクラウチのようなプレーを得意としていたようですね。
セントメリーズ・インターナショナルスクールに入学後もサッカー部に入りましたが、周りのレベルが低くてサッカーを断念。
もし、サッカー部が強豪だったら続けていたかもしれませんし、大型FWとしてオリンピック代表候補になっていたかもしれませんよね。
まとめとして
バスケットボール日本代表のシェーファーアヴィ幸樹さんは、ジョージア工科大学を休学し日本へ帰国。
東京オリンピックの出場を目指し、2020-21シーズンはシーホース三河で戦います。
八村塁さんとの同級生コンビで世界をあっと言わせてほしいところですが、まずはオリンピック開催を願うばかりです。