5月17日放送の日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」に登場のタコのマコちゃん。
メゾン城ヶ島の感動ストーリーが再登場します。
タコのマコちゃんは、2018年、DASH海岸のコーナーで行われたタコの産卵を助ける企画。
このストーリーには、今でも続きがありました。なんと、環境への影響があったとわかったのです。
そんなタコのマコちゃんのロケ撮影場所、そして、「メゾン城ヶ島」とは?
この企画によって起こった環境への影響というのも、気になります。
今回は、改めて知りたくなったタコのマコちゃんについて、迫っていきます!
【鉄腕ダッシュ】タコのマコちゃんロケ撮影場所はどこ?
「鉄腕ダッシュ」の中でも人気企画である「DASH海岸」。
今でも話題になるほど反響があった、タコのマコちゃんの企画が放送されたのは、2018年11月4日です。
DASH海岸は、東京湾を中心として、TOKIOのメンバーなどの仲間達が様々な海の生き物と触れ合います。
DASH海岸自体は、神奈川県横浜市鶴見区の弁天橋駅近くの、工場の敷地内にあります。
(私有地のため、立ち入り禁止になりますので、見学はできないのでご注意ください)
他にも、企画によっては東京湾付近で漁に出たり、ロケをしたりと撮影場所は様々ですが、色々な海岸の様子を知ることができて面白いですよね。
タコのマコちゃんの企画の撮影場所は、神奈川県三浦半島南端にある城ヶ島。
正確にいうと相模湾にあたるのですが、東京湾の入り口にある島です。
2018年の夏は、大型台風と猛暑の影響で、城ヶ島のタコが産卵しづらくなっているという状況に見舞われました。
そこで、DASH海岸のメンバーたちは、城ヶ島に「タコのマンション」を作り、タコの産卵を手助けすることにしたのです。
【鉄腕ダッシュ】タコのマコちゃんのメゾン城ヶ島とは?
DASH海岸の企画で、TOKIOのリーダー、城島茂さんや、日テレの桝太一アナウンサーなどの仲間たちが、城ヶ島に作ったタコのマンション。
名付けて「メゾン城ヶ島」。
城ヶ島の海底にタコつぼを重ね、タコが産卵しやすいような住まいを設置しました。
このメゾン城ヶ島に、マダコのお母さんタコが卵を産み付けます。
このタコを「マコちゃん」と命名する仲間達。
TOKIOのメンバー達やスタッフの、タコのマコちゃんの観察が始まります。
そして、視聴者の私達は、それまでなかなか知られていなかったタコの生態について触れることになります。
タコつぼに卵を産みつけたお母さんタコのマコちゃんは、外敵から卵を守るため、1か月も何も食べずに、卵のそばにいます。
ある日、ウツボに襲われ、体をかじられてしまうマコちゃん。
たまたま撮影していたスタッフが、撮影も放棄して思わず助けたというエピソードがありました。
その後、ウツボの侵入を防ぐ金網が設置されます。
そして、体をボロボロにしながらも卵を守り続けたマコちゃんは、無事タコの赤ちゃんたちを孵化させます。
しかし、母親タコは、卵を孵化させる役目を終えた時に寿命を迎えます。誰にも見つからない場所に行って息絶えるのです。
マコちゃんも、例外なくメゾン城ヶ島から姿を消してしまいます。
タコの産卵と孵化、母親タコにとって、人間の妊娠出産よりも過酷と思ってしまいました。
しかも、完全なる母親のみの「ワンオペ」出産&育児。
今の時代、人間の世界だったら、「旦那は何やってるんだ!」「奥様を手伝いなさい!」と父親ダコが責められてしまいそうです(笑)
そんな母親タコのマコちゃんの必死な姿を見て愛着が湧いていただけに、マコちゃんの最後は、涙なしでは見られませんでした。
生き物の生命の神秘や、自然の厳しさも感じましたよね。
【鉄腕ダッシュ】タコのマコちゃんは環境への影響も
メゾン城ヶ島と、メンバー達の手助けで、無事たくさんの卵を孵化させたタコのマコちゃん。
タコのマコちゃん自身は寿命を全うしましたが、マコちゃんの子ども達は立派に命を引き継いでいました。
タコのマコちゃんが卵を孵化させてから1年後の2019年、東京湾にタコが大繁殖していることがわかりました。
メゾン城ヶ島を作ったことにより、タコが産卵しやすい環境ができ、近年減少いると懸念されていたタコが増加したのです。
テレビ番組の企画から、環境が良い方向へ変化したのは素晴らしいですよね。
タコのマコちゃんのがんばりや、メンバーの手助けや優しさが、確実に身を結んだのだと思うと、心が温かくなるエピソードです。
まとめとして
感動ストーリーとして、反響が大きかったタコのマコちゃんとメゾン城ヶ島の企画がまた見られると思うと嬉しいです。
DASH海岸はじめ、自然と寄り添い、様々な企画にチャレンジし続ける「鉄腕DASH」。
撮影が大変かと思われますが、これからも末永く続いてほしい番組ですね。