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新1万円札の人物は誰?いつから発行で裏面の印刷は何になる?




2019年4月9日(火)に政府が公表した、偽造防止が目的となるお札のリニューアル。

2千円札は出回っている数が少ないため変更しませんが、1千円、5千円、1万円札が対象となっています。

千円札は細菌学者の北里柴三郎、5千円札は津田塾大学を創立した津田梅子ですが、1万円札は誰になるのかご存じですか?

ここでは、新1万円札の人物は誰なのか、いつから発行で裏面の印刷は何になるのか紹介していきます。




新1万円札の人物は誰?

新1万円札 裏面 印刷

現在の福澤諭吉から変更となる新1万円札に描かれる人物は渋沢栄一です。

「近代日本経済の父」とも呼ばれ、明治から昭和にかけてあらゆる産業界を牽引した人物になります。

第一国立銀行、東京証券取引所、日本赤十字社、一橋大学、東京経済大学など、多くの企業や大学の設立に関わったとしても有名なんですよね。

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1926年と1927年にはノーベル平和賞の候補にもなるなど、まさに日本を代表する方。

さらに2021年の大河ドラマ「晴天を衝け」では主人公として描かれ、吉沢亮さんが演じることが決定しています。

過去には、1902~1904年に大韓帝国(現・韓国)で発行されていた1円、5円、10円に渋沢栄一が描かれていたこともあります。

1963年の1万円の最終選考まで残っていましたが、偽造防止はヒゲがないと難しかった背景もあり不採用、今回ついにリベンジ成功となったのでした。




新1万円札はいつから発行?

渋沢栄一の新1万円札は、2024年の上半期に発行される予定となっています。

現在使用している福澤諭吉の1万円札はE号券と呼ばれるもので、2004年11月1日からスタート。

つまり、約20年ぶりの変更ということになり、前回の変更を知っている世代にとっては久しぶりになりますね。

とはいえ、前回の変更では細かい偽造防止の技術は変わっているものの福澤諭吉で変わりなかったので新鮮さはありませんでした。

ちなみに、旧福澤諭吉の1万円札はD号券で、1984年11月1日に発行されています。

ということで肖像画の人物が変わるのは実に40年ぶりとなるため、前回よりも大きなインパクトを与えてくれること間違いなしでしょうね。

また、変更になったからといって今の福澤諭吉が使えなくなるというわけではないので、あまり気にするポイントはなかったりします。




新1万円札の裏面の印刷は何になる?

新1万円札 裏面 印刷

新1万円札の裏面には、東京駅の丸の内駅舎が印刷されることになります。

特徴的なのは、「10000」という数字がかなり大きく書かれていることですね。

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また、おもて面には両サイドに視覚障害者のために識別マークが描かれることになっています。

偽造防止の新技術としては、「高精細すき入れ模様」と呼ばれるものとストライプ型のホログラムを導入。

また、記番号は今までの9ケタから10ケタに変更し、さらなる大量発行に対応できるようになっています。




とめとして

新1万円札には、2021年の大河ドラマの題材にも選ばれた渋沢栄一が描かれることが決定しています。

裏側には東京駅が描かれ偽造防止の技術がふんだんに盛り込まれた新1万円札、発行は2024年の上半期を予定。

デザイン的にはオモチャっぽさがあるので、最初の違和感はかなりあると思いますいし賛否はかなり分かれることになりそうなんですよね。




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