3月25日(水)の日本郵便のニュースリリースで、2020年度の「祝日等における郵便物等の配達」についての発表がありました。
2020年度の普通郵便は土日祝日配達ありになるのでしょうか。
また、土日祝日に確実に郵便物を届けたい場合は、どんな方法がベストなのでしょうか。
今回は、2020年度の普通郵便の土日祝日の配達について、チェックしていきます!
普通郵便は2020年は土日祝日配達あり?
日本郵便の発表によると、2020年度の普通郵便の配達は
祝日、休日は休止
になります。
2019年度も祝日・休日は配達休止でしたが、引き続き、この方針になるとのことです。
ただし、2021年1月1日(金・祝)は配達されます。
これまで通り、年賀状は元旦に配達してほしいですよね。ちょっとホッとしました(笑)
ここで、祝日と休日(日曜)は配達休止というのはわかったけれど、土曜は?という疑問が湧きますよね。
土曜は、平日にあたるため配達されるとのことです。
以前から、今後は祝日と日曜だけでなく土曜も休止になるかもという話が出ていますが、2020年度はこれまで通り、土曜は休止しないという方針になりました。
そして、ここでいう「普通郵便」とはいったいどんな種類のものになるのか?と素朴な疑問が湧いた方も多いと思われます。
基本的に、「普通郵便」は
- 手紙・はがき
- 定形郵便物、定形外郵便物
- 第三種・第四種郵便物(雑誌、書籍、学術刊行物・通信教育用郵便物など)
- 郵便書簡
と呼ばれるものです。
「切手を貼って送る郵便物」と考えると、わかりやすいかもしれません。
土曜日には配達されるけれど、日曜・祝日は配達されず、次の平日に配達になるということですね。
祝日は、2020年度はオリンピック開催の為、特別に設けられた祝日がありましたが、延期の為に今後変更になる場合があるかもしれません。
郵便物を送る際も注意が必要ですね。
郵便物を確実に届けるための郵送方法!
2020年度も、祝日・休日は普通郵便の配達休止が発表されました。
しかし、時々「どうしても祝日や日曜日にも郵便物を届けたい!」という場合がありますよね。
その場合は、普通郵便以外の郵送方法で届けることができます。
日本郵便は、祝日・休日でも下記の郵便物は配達を行うと発表しています。
◇日本国内
- 速達、書留、代金引換、配達時間指定郵便 または配達日指定郵便の特殊取扱とした郵便物
- 電子郵便(レタックス)
- 特定封筒郵便物(レターパック)
◇国際
- 書留または保険付とした通常郵便物
- 小包郵便物
- 国際スピード郵便物(EMS郵便物)
また、ゆうパック、クリックポストを含むゆうパケット、特殊取扱としたゆうメールの荷物(小包)も、これまで通り祝日・休日も配達します。
「どうしても日曜にこの書類を届けたい」という場合は、速達やレターパックを利用するのがおススメです。
その際、
・確実に受取人から受領印をもらい、手渡しで配達してほしい場合は、書留類やレターパックプラス、ゆうパックなどを利用
・郵便受け(受取人のポスト)投函までで、追跡と記録が残ればOKの場合は、速達やレターパックライトなど
と、受取人の状況を見て郵便方法を選ぶことを想定するのが良いでしょう。
速達は、受取人が在宅の場合は郵便配達員の手渡しで配達されますが、不在の場合は郵便受けに投函されます。
ただし、郵便受けに入らない大きなサイズの物は不在票が入って局に持ち戻りになってしまうのでご注意ください。
レターパックライトは、レターパックプラスと違い、受取人の受領印なしで投函されるものなので、受取人が留守がちな場合は便利です。
しかし、A4サイズで厚みが3cmまでのものとサイズが限られているので注意しましょう。
また、送料などの関係からどうしても普通郵便で送りたい場合は、日曜日や祝日を計算に入れず、早めに送付するなどの工夫が必要です。
まとめとして
2020年度の普通郵便も休日・祝日が配達休止と発表されましたが、速達やレターパック、ゆうパックなどは休日・祝日も配達されるとわかり、少し安心しました。
細かな変更の多い郵便事情ですが、慌てないように郵送前に確認し、相手に確実に届けるよう心がけたいですね。