2020年は東京オリンピックだけでなく、ライブやイベントも中止や延期が相次いで、仕方がないとはいえ、残念な思いをしました。
そんな中、気になるのは大みそかのNHK紅白歌合戦です。
紅白歌合戦といえば、NHKホールを埋め尽くす観客。
出演する歌手の方も、熱い声援を送ってくれる観客の前で、より一層の熱唱とパフォーマンスを見せてくれていました。
しかし、2020年の紅白歌合戦は新型コロナウィルスの影響で例年通りの放送になるのでしょうか?
今回は、紅白歌合戦2020について、迫っていきます!
紅白歌合戦2020は無観客で観覧なし?
新型コロナウィルスの影響で、放送が心配されていた2020年のNHK紅白歌合戦。
9月10日、NHKの前田晃伸会長が、2020年の大みそかに行われる紅白歌合戦を無観客、観覧なしで行うことを発表しました。
夏頃、「2020年の紅白歌合戦は無観客で行われるのでは?」という噂がありましたが、やはり、その通りになってしまいました。
ああーやっぱり無観客か…とガッカリした方も多いはず。
紅白歌合戦の観覧といえば、かなりの人気ということで有名。
毎年10月下旬ごろ募集が開始され、観覧希望者は往復はがきで応募します。
(NHKの受信料を払っている方が当選の対象です)
チケットの当選倍率は毎年約1,000倍!
ちなみに2019年の応募総数は1230,944枚、当選枚数は1,227枚で、1,003倍の確率でした。
当たれば超ラッキー!と言って良いですね。
いつもなら、10月ごろから観覧希望者は気分が盛り上がりまくりだったはずの紅白歌合戦。
感染予防を考えたら致し方ないですが残念です…。
もし来年、例年通りの紅白歌合戦が決定したら…ますます当選倍率が上がりそうですね!
紅白歌合戦2020の放送時間は?
無観客で行われることになった紅白歌合戦2020。
気になる放送時間は
2020年12月31日(木) 19:30~23:45
です。
ここ数年は19:15~の放送開始だったので、15分短縮になりました。
これも新型コロナウィルス感染予防を配慮しての短縮かもしれません。
2020年は無観客といえど、多くの出演者やスタッフが関わる現場。
前田会長は「対策を徹底していく」と話しています。
短縮は残念ですが、その分、出演者やスタッフの方々の感染予防対策もしっかりと行って、ギュッと面白さが濃縮された紅白歌合戦になることを期待しています!
紅白歌合戦2020の中継は増える?
9月10日に2020年の紅白歌合戦は無観客で行われることが発表されましたが、
「詳細な演出等は今後検討していく」
とのことで、まだ主な演出は決まっていません。
そうなると気になるのが、紅白歌合戦での中継。
近年、放送当日、NHKホールに駆けつけられない歌手や、NHK側で出場依頼をしてもホールでの歌唱を辞退する歌手が増えてきたため、中継や収録での登場が増えてきました。
「それでも今年大活躍した歌手が見れて嬉しい」との声もあれば、「NHKホールで歌ってくれないと盛り上がりにかける」との声もあり、紅白歌合戦での中継は賛否両論。
実際、2019年大みそかの紅白歌合戦は、中継や収録、歌とはあまり関係ない司会者たちやお笑い芸人などのパフォーマンスも多かったためか、平均視聴率は37.3%と史上最低を記録してしまいました。
しかし、2020年の紅白歌合戦は無観客。
今年は観覧者全員がテレビの前の視聴者です。
出演者のコロナ感染対策を考えれば、中継でも差し支えないので、増えるのではないかと予想しています。
また、2020年は無観客ならではの番組の演出も見たいですよね。
2020年夏の日本テレビの24時間テレビが、無観客でも制作側が工夫を凝らし、印象深かったように、きっと紅白歌合戦も演出や進行次第で、印象深い放送の年になるはずです。
出演する歌手の生歌をじっくり味わいたい、紅白歌合戦だけしか見れないものが見たい…
とてもハードルの高い要求をしているかもしれませんが、こんな状況だからこそ、視聴者のニーズに答える番組作りを期待してしまいます!
まとめとして
史上初、無観客で行われる紅白歌合戦。
2020年は嵐の活動が最後の日で、観客の前で歌えないのが残念ですが、どんな演出になるかも見どころですね。
1年の締めくくりに紅白歌合戦を見て盛り上がり、今の状況を皆で乗り越え良い年を迎えたいです!