Jリーグ再開の日程がなかなか決まらないなか、2020-2021天皇杯の日程や詳細が決定しました。
Jリーグからはわずか2チームの参加となるなど、大きな変更を余儀なくされてしまっています。
天皇杯といえば、アマチュアがプロを破るジャイアントキリングが大きな魅力ですが、今回はあまり見られないと思うと残念ですね。
ここでは、天皇杯のJリーグ参加チームや決勝の日程、ACLチャンピオンズリーグの出場権についてお伝えします。
天皇杯2021のJリーグ参加2チームはどこ?
2020-2021シーズンの天皇杯に参加できるJリーグのチームは、J1リーグ上位2チームのみとなります。
ただし、上位2チームとしているものの、決定方法は調整するとのことなので、どうなるのか注目ですね。
例年であれば、J1・J2・J3に加え、JFLや社会人チームなどに加え、各都道府県代表もあわせた全88チームがトーナメント方式で戦うはずでした。
しかし、新型コロナウイルスの影響によりJリーグの開催が延期され、リーグのスケジュールがタイトになることが懸念されています。
そのため、天皇杯は全部で50チームの参加に縮小し、都道府県の代表47チーム、アマチュアのシードとしてJFLのHondaFCが出場。
さらにJ1リーグ2チームが準決勝から登場という変則的な流れになることとなりました。
天皇杯2021の決勝日程
2020-2021シーズンの天皇杯決勝の日程は、2021年1月1日(金・祝)です。
天皇杯は元日に決勝が行われ、サッカー界における新年のスタートとなる大事な試合。
ただ、2021年決勝は、出場チームのサポーターも複雑な感情を持つことになりそうですよね。
いつもは春からアマチュアチームが1回戦を戦い、勝ち進んでJリーグチームと対戦するのも醍醐味の一つでした。
サポーターにとっては試合数が減るので、応援の機会も少なくなり残念な思いでいることでしょう。
全体の日程は次のとおりです。
1回戦
9月16日(水)
都道府県代表32チーム参加
2回戦
9月23日(水)
都道府県代表15チーム、HondaFC参加
3回戦
10月28日(水)
4回戦
12月12日(土)、13日(日)
準々決勝
12月19日(土)、20日(日)
準決勝
12月27日(日)
J1リーグ2チーム参加
決勝
1月1日(金・祝)
天皇杯2021のACLチャンピオンズリーグ出場権
2021年元日の天皇杯決勝で勝ったチームは、2021年シーズンのAFCチャンピオンズリーグへ(ACL)の出場権が得られます。
これは今までと同じなので問題はありませんが、必ずしもJ1チームが優勝するとは限りませんよね。
もしアマチュアチームが優勝しても、ACLに出場する資格がないため、結局はJ1チームに出場権がわたります。
そもそもJ1リーグで優勝したチームは出場権が与えられ、2位と3位はプレーオフへ出場となります。
つまり、リーグの上位2チームがそのまま天皇杯に出るのであれば、2位のチームは本選への出場権を獲得できるチャンスとなります。
天皇杯に出場するチームがどこになるのか、ACLにはどこが出られるのか、ここはやっぱり目が離せませんね。
まとめとして
2021年の元日に決勝が行われる天皇杯は、参加チーム50でJリーグからは2チームのみの出場となります。
ACLチャンピオンズリーグ本選の出場権を得られる天皇杯は、リーグで低迷していても大きなチャンスがありました。
しかし、スケジュール調整によってチャンスが減ってしまったため、リーグのスタートダッシュに失敗したらキツいシーズンになることは間違いなし。
いずれにしても、普段どおりにスポーツを楽しめる日々が戻ってくることを祈るばかりです。